日本フィル第637回東京定期演奏会@サントリーホール [ピアノ]
日フィルの定演に行ってきました。
田部さんのシューマンの協奏曲がお目当て。
(プログラム)
メンデルスゾーン 序曲《美しきメルジーネの物語》 Op.32
シューマン ピアノ協奏曲Op.54
~休憩~
ブラームス 交響曲第1番Op.68
指揮:ラン・シュイ
Pf: 田部京子
田部さんのシューマンの協奏曲は初めてでしたが、全体的にすごい集中力を感じる演奏。
特に1楽章の出だし、オケに続いての主題部分。ややオケが速めのテンポでスタートしたのを、落ち着いてしっかりと丁寧に弾き、自分の間合いにコントロール。静寂の中に響く主題がとても美しく、ぐっと惹きこまれた感じ。カデンツァのアルペジオから重厚な和音に入る部分、なだれ込むような情熱的な弾きっぷり(意外な感じ)が印象的でした。緩急がしっかりしているのと、緩の部分が緊張感という集中力から生まれてくる美しい音・フレーズが心地よかったです。
一方で3楽章の最後のほうは、なんだかずいぶん楽しそうに弾いていたのが印象的でしたが、和音や両手のアルペジオ等ではきっちりと力強く決める田部さんらしい部分もあり、これまた楽しめました。
やっぱりすごいです。
後半のブラームスは、全体的に前へ前へという感じで、自分の好みの演奏ではなかったです。結構情熱的な演奏でした、、、
田部さん、次は3月のモーツァルト協奏曲2曲演奏なのですが、さすがに3月の平日の夜は難しい、、、5月の浜離宮のベト&ブラームスですね、、、
田部さんのシューマンの協奏曲がお目当て。
(プログラム)
メンデルスゾーン 序曲《美しきメルジーネの物語》 Op.32
シューマン ピアノ協奏曲Op.54
~休憩~
ブラームス 交響曲第1番Op.68
指揮:ラン・シュイ
Pf: 田部京子
田部さんのシューマンの協奏曲は初めてでしたが、全体的にすごい集中力を感じる演奏。
特に1楽章の出だし、オケに続いての主題部分。ややオケが速めのテンポでスタートしたのを、落ち着いてしっかりと丁寧に弾き、自分の間合いにコントロール。静寂の中に響く主題がとても美しく、ぐっと惹きこまれた感じ。カデンツァのアルペジオから重厚な和音に入る部分、なだれ込むような情熱的な弾きっぷり(意外な感じ)が印象的でした。緩急がしっかりしているのと、緩の部分が緊張感という集中力から生まれてくる美しい音・フレーズが心地よかったです。
一方で3楽章の最後のほうは、なんだかずいぶん楽しそうに弾いていたのが印象的でしたが、和音や両手のアルペジオ等ではきっちりと力強く決める田部さんらしい部分もあり、これまた楽しめました。
やっぱりすごいです。
後半のブラームスは、全体的に前へ前へという感じで、自分の好みの演奏ではなかったです。結構情熱的な演奏でした、、、
田部さん、次は3月のモーツァルト協奏曲2曲演奏なのですが、さすがに3月の平日の夜は難しい、、、5月の浜離宮のベト&ブラームスですね、、、
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