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正月見たDVDなど [文楽・歌舞伎]

三連休といいながら、忙しくゆっくり休めないでいます。

正月は、ほとんど外出せず買っていたものの、なかなか見ることができなかったDVDなどを溜めて見ています。
個人的な備忘で見たものを書いておこうと思います。


人形浄瑠璃文楽名演集 義経千本桜 DVD-BOX

人形浄瑠璃文楽名演集 義経千本桜 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • メディア: DVD



観たのは、二段目の「渡海屋・大物浦の段」。

「渡海屋・大物浦の段」
(昭和59年4月 国立文楽劇場)
中 咲大夫、清介
切 津大夫、団七
知盛:玉男、典侍局:文雀 ほか

国立文楽劇場の開場記念公演。津大夫の豪快な語りが秀逸。団七も力強く、素晴らしい。玉男が若く元気。スケールの大きな知盛が見られる。
2月の東京公演でこの演目がかかるようで、こちらも楽しみ。



人形浄瑠璃文楽名演集 通し狂言仮名手本忠臣蔵 DVD BOX [DVD]

人形浄瑠璃文楽名演集 通し狂言仮名手本忠臣蔵 DVD BOX [DVD]

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • メディア: DVD



こちらの本編ではなく、特典映像を見ました。

八段目「道行旅路の嫁入り」
(平成5年10月 NHKスタジオ収録)
住大夫、嶋大夫、燕三(先代)、富助
戸無瀬:玉男、小浪:簑助

玉男の戸無瀬は初めて見るが、ぴしっと引き締まりそぎ落とされた動きが文雀とまた違った印象。逆に簑助の小浪は若干大人しいかも。

九段目「山科閑居の段」
(昭和53年10月 朝日座)
津大夫、吉兵衛
由良助:玉男、本蔵:勘十郎(二代目)、戸無瀬:清十郎、小浪:紋寿、お石:文雀

豪華なだけでなく、素晴らしい舞台。津大夫が一人で語り切る。語りは豪快なのはもちろん、繊細かつ表情豊かに登場人物を語り分けている。さすが。



人形浄瑠璃文楽名演集 通し狂言 菅原伝授手習鑑 DVD-BOX

人形浄瑠璃文楽名演集 通し狂言 菅原伝授手習鑑 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • メディア: DVD



四段目「寺子屋の段」
(平成元年4月 国立文楽劇場)
織大夫(現:綱大夫)、燕三(先代)
松王丸:文吾、千代:文昇、源蔵:文雀、戸浪:簑助

綱大夫の語りが秀逸。いろは送りまで、力強く繊細な語り。人形も文吾(若かった、、、)、文昇が良く、文雀、簑助も素晴らしい。

往年の名人芸を堪能しました。


2月公演は、桜丸切腹、渡海屋の2つの部を観にいきます。
今から楽しみです。

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